「加計学園問題」を日本一分かりやすく解説
実はシンプルな事実関係
1年に渡って報道され続けている「加計学園問題」。
獣医学部新設、国家戦略特区、石破4条件、前川喜平、首相案件、柳瀬秘書官…。
関連ワードが日々増え続けていることで把握しきれていない人も多いかと思います。
殆どの人がニュース番組やワイドショーの内容を掻い摘んで、
「なんとなく安倍総理は怪しい」
などと、印象を持つことが多いでしょう。
しかし、最も重要な論点が何かということを把握していれば、
先述の関連ワードはあくまで補足情報に過ぎないわけです。
重要な論点
そもそもの論点は、
「安倍総理が加計学園の獣医学部新設に不当な関与をしていたかどうか」
この一点に限るわけであります。
獣医学部新設に最も関わっていた元愛媛県知事、加戸守行氏の証言を引用しましょう。
「愛媛県にとっては、12年間加計ありきだった。今さら1、2年の間で加計ありきじゃない」
「10年間、我慢させられてきた岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられてきた行政が正された』というのが正しい発言ではないか」
加戸氏はこう切々と述べ、文部省(現文部科学省)時代の部下であり、首相官邸の意向によって「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平・前文部科学事務次官に反論した。
この証言は去年の7月にされたものですが、殆どのメディアはスルーしてました。
事実関係を整理すると、
⑴12年前、獣医師不足を懸念した愛媛県が獣医学部新設を模索。
⑶しかし、獣医師会に忖度をした文科省によって申請が却下され続けていた。
⑷第2次安倍政権発足後、今治市が国家戦略特区に認定。
⑸その後、京都産業大学も手を挙げたが準備が間に合わないことで辞退。
⑹最終的に残っている加計学園の申請が通った。
ただこれだけのことです。
最初に手を挙げたのが加計学園
最後まで残ったのも加計学園
この流れに一体何の問題があるのでしょうか。
安倍総理と加計孝太郎氏が友人関係にあってもなくてもこの流れに影響はありません。
仮に問題があるパターンを考えるなら、
本来は他の大学の申請が通る予定だったものの、
ということになりますが、そんな事実関係は一切ありません。
無駄な情報に振り回されないこと
先述したように関連ワードは日々増えております。
しかし、重要な論点が何かということを把握していれば動じることなく、
情報をしっかり分析できます。
・安倍総理の不当な関与もなし
この2点で話は終わりです。
それ以外の情報は野党の雑音程度に認識していれば十分です。
もし、そうでないと思うのであれば、この2点をまずは崩してみてはいかがでしょう。
情報は取捨選択して判断しましょう。
以上
初投稿の記事でしたが如何でしたか。
宜しければ感想を頂きたく願います。